ジュニアスポーツをみんなで応援!ひろしまエールバトン エール01 葛城正臣

〜親馬鹿のつぶやき〜

 私には3人の娘がいます。それぞれに個性が光っており、人生を謳歌していますが、今日は現在日本体育大学1年生の次女、玲央奈についてお話ししたいと思います。

 娘は3人とも年中さんから柔道を始めていますが、玲央奈は今も柔道を続けており、インターハイでは57キロ級でベスト8の成績を残し、この春からは、オリンピアンが集う日本体育大学に進学しました。

他の2人の娘も強い方でしたが、玲央奈の柔道の強さはズバ抜けています。葛城家には、長い歴史の中で、勉強でもスポーツでも、「日本で〇位」のような人物はおらず、何故この子がここまで来られたのかを私なりにいろいろと考えてみました。

 柔道に関しては、私よりも100倍くらい妻の方が関与していますし、私は柔道経験者でもないので、私が知っていることだけお伝えします。

得意技は内股。イッポンで勝つ日本的柔道家を目指す。

 玲央奈は、とにかく勝つことに「貪欲」です。例えば、小さい頃から2倍くらい体重差がある上級生に負けても悔し泣きしていまた。また、試合前に必ず、「勝たせて下さい」と神様に手紙を書いて枕元に置いて寝ていました。自転車で学校に行く途中などは、「交差点に着くまでに信号が青になったら勝てる」みたいなことばかり考えているそうです。また、試合の朝は家のトイレ掃除をします。これらは親が教えたことではありません。とにかく勝ちたいという気持ちが強いので、出来ることは何でもやります。「どうしたら勝てるか」を考えながら練習をしているし、技や体の強さだけでは勝てないことを知っているので、運の引き寄せ方も学んだのだと思います。

みんなに応援される選手になりたい


 皆実高校への入学時、どんな選手になりたいかを聞かれ、「みんなに応援される選手」になりたいと言ったそうです。これは、小学生の時の柔道教室の先生に教えていただいた言葉だそうです。いくら強くても、みんなに応援して貰えるような選手にならないと意味が無いそうです。初めは母親に褒められたい一心で頑張っていたようですが、柔道を通じて、周りの方々が自分に与えてくれる愛情を感じ、強くなればなるほど周りに承認される喜びを感じてきたのだと思います。要するに、彼女の強さの理由、勝利への欲求の源は「周りからの承認」なのだと思います。

どこまでも一番の応援者であり続ける


私が、娘の試合に着いていったとき、試合会場の傍らで、負けた我が子に罵声を浴びせながらぶん殴る親をよく見かけました。この行為にどんな意味があるのか、私には分かりません。子供が自信を無くすだけだと思います。

妻は、感情の起伏が激しい人間ですが、特に柔道に関しては、過剰に褒めたり叱ったりせず、勝ったときは一緒に喜び、負けたときは一緒に悔しがり、次はどうするかを一緒に考える、一緒に練習する母親です。

どこまでも一番の応援者であり続けるこの関わり方が、子供の成長にとって最適な環境なのだと思います。私としては、これからも挑戦し続ける人間として、娘らの手本になりたいと思っています。また、彼女らの選択肢を増やすためにも、仕事を頑張り、もっと稼げる父親になります。

小学生の頃から憧れていた日体大の入学式。

 人生一度きり、折角生まれて来たのですから、結果はどうあれ、思い切り好きなこと、やりたいことに命を燃やして、熱い人生を送ってもらいたいです。玲央奈には、更に多くの人から応援される柔道選手になって、幸せな人生を送ってもらいたいです。


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