ジュニアスポーツをみんなで応援!ひろしまエールバトン エール05 藤本直哉

根拠の無い自信が子どもを伸ばす

私とスポーツとの関係


私はこれまでの人生で何か一つのスポーツに打ち込んできたという経験はありませんが、体を動かすことも好きだったのでその時々で運動部に所属していました。

足は速い方で、幼稚園の頃から中学生になるまで運動会や50m走などのいわゆるかけっこでは一度も負けたことがありませんでした。周りに自分より速く走る人がいなかったので、当時オリンピックで大人気だったベン・ジョンソンやカール・ルイスとも一緒に走れば勝てると本気で思いこんでいたほどでした。

根拠のない自信がやる気の原動力


大人になって思えば何を馬鹿なことをという思いですが、当時の私は本気でそう思っていたのだから驚きです。しかしその無根拠の自信は「運動することは楽しい」「何をやっても上手になる」「誰にも負けない」といった物事に対する私の感情を前向きにしてくれました。

今私は、仕事のスキルを上げるためにコーチングの勉強をしていますが、その中にも根拠のない自信の大切さについて触れられています。根拠のない自信は、子どもの感情を前向きにするだけでなく、力を伸ばす源にもなります。子どもと関わる大人にはぜひ、子どもが妙に自信をもっていると感じたら後押ししてもらいたいです。

初めての挫折。敗けるということ


カール・ルイスにも勝てると思い込んでいた私ですが、中学生になり陸上部の大会に初めて出場したときに現実を知ります。当たり前ですが、世の中には自分より足の速い人はたくさんいて、かけっこに絶対の自信を持っていた私は中学校の大会で初めて敗けることを経験したのでした。


多くの人が、スポーツに限らず人生のどこかのタイミングで「自分が一番できる」存在ではないと感じる瞬間がしばしばありますが、そのときの受け止め方は大切です。

「どうすれば」という前向きな環境づくり


初めての挫折を味わった同時の私は「次は負けない」とか「もっと速くなってやる」と言った気持ちになれず、速く走るためにどうすれば良いのかなど考えることもありませんでした。大した努力もしなかったので、私のスポーツ人生は中学生で終わりましたが(笑)、今は子どもたちを見守る立場になりました。仕事柄、勉強を頑張る(頑張りたい)子どもと関わることが多いですが、スポーツを頑張っている子どもにも共通して叶えたいことは「できない」ことにぶつかったときに「何で」ではなく「どうやったら」を一緒に考えてあげられる存在に自分がなること、そういった環境を創ることです。


子どもはみな、物ごとを楽しみ、上達していくために必要な「自分ならやれる」という根拠のない自信を持っていますが、同時に多くの子どもがその気持ちを打ち砕かれる経験もします。困難に立ち向かうのは子ども自身ですが、関わる大人の受け止め方や言葉かけ次第で「自分ならやれる」という気持ちを持ち続けられたり、そうでなかったりすることもまた事実です。


私はスポーツで何か結果を残したり、子どもたちに伝えられるほどのスポーツの経験はありませんが、伸びようとしている子どもたちが伸びやすい環境を、見守る大人と一緒に創っていくことで応援したいと考えています。


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