いのさん 子どもの能力を高める方法を学ぶ 3話

会話のゴールデン比率は、7(子ども):3(親)!?

「答えを教えた方がはやいよね」「答えをすぐ言ってくれるとすっきりするよね」という「ティーチング」が良いという人もいますが、自らが発見する事を促す「コーチング」と比較すると、コーチングの方が頭に残り、取り組む本気度が違うことがわかっています。今回は、「コーチング」について深ぼりしていきます。

コーチングの重要ワード 「グローモデル」と「オートクライン」とは。

コーチングは、答えを教えるのではなく、子どもとのコミュニケーションを通して、自ら考えさせ、子どもの行動を変化させるための方法です。ここでの「自ら考えさせ」というのは、しゃべらせ、書かせ、質問によって深ぼりしていく方法です。

~point~
親は専門的なことをアドバイスすることはなく子どもの発言に問いかけていきます


 


自ら考えて解決していく姿勢を1から4までの頭文字をとって「GROW(グロー)モデル」と言います。



そして、このようなやり取りを繰り返し、選手が自ら考え解決していく状態を「オートクライン」といいます。



コーチングは、自分の人生を自らの考える力と実行力で目標に向けて歩める人になります。ここで身につけた歩む力は、その後も続いていきます!

「グローモデル」で会話しよう!

下記は、私が運営しているクラブチームでのことです。悩みを抱えている選手が私のところにやってきて、技術練習をすることなく、私に2時間しゃべり続け、自ら納得し、これからの自分を宣誓し、元気に帰っていくことがありました。その日の練習はそれで充分でした!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。