いのさん 子どもの能力を高める方法を学ぶ 2話

相手に実力が及ばなくても勝てる公式がある!?

みなさんは、大会や試合でいい結果を出す為に練習をしっかり行い、体調を整えてみたけれど、結果が思ったようについてこない、実力もついてきているはずなのに、どうしてか結果が思ったように結びつかない経験があるかもしれません。今回は、自分の置かれている状況を公式に当てはめて整理することで問題の解決方法を発見してみましょう。

lesson1. 結果は実力だけではないことを知る(公式の理解)

 

あなたのチームをAとします。実力(po)が100あります。しかし、当日まで練習を頑張りすぎて疲れ(i)が50とすると、成果(P)は50です。一方相手チームのBは、実力(po)は70しかないですが、疲れの状態(i)が10とすると、成果(P)は60となります。結果としてBの方が相手の実力に及ばなくても勝てる場合があるということです。

lesson2. アスリートファーストで能力を最大化させよう(i インタフェア/ 弊害や障害)との向き合い方)

私が中学校の陸上部の顧問だった作戦時、生徒が全国優勝を狙った際の話です。上位数名の実力差がほとんどなく、勝つことは「運」だと感じました。しかし「運」もこの公式にあてはめることで確実に根拠(エビデンス)になることがわかり、渡り合うことができていました。その際に私は i をなくすだけでなく、i を意識する心が発生しないように次の作戦を行っていました。

これらを行うことで試合当日でも、心の疲れや不安が減り、実力を発揮できるケースが多くありました。皆さんも、色々なシーンでこの公式を使って整理し、問題解決の糸口を見つけていってください。

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